毎週水曜日に猪名川町奥地より有機無農薬野菜が届きます。
写真は以前見学に行ったときの写真の一部です。
無農薬だから安心とか、有機野菜だから美味しいとかそんな事を簡単に言うつもりはありません。ただ美味しい野菜を作る為には無農薬・有機栽培が必要になってくるのでしょう。
よく見かけるJASマーク。有機野菜を示すマークですがこのマークを得る定義はすごく大変なようで、例えば(過去3年間農薬撒いてないとか、化学肥料を使ってないとか。使ってなくても隣の畑が使っていたらダメとか)大変なんです。
そんな野菜を買えば高いのは当然ですよね。
でもかといって無農薬有機野菜だから美味しいではないと思います。イコールではないという事。
無農薬野菜だからといって、愛情かけずに育てた物は、虫食いが多く、痩せた野菜は正直美味しいと思ったことはありません。しかも値段も高かったりします。
ではどういう野菜が美味しいかというと、無農薬だけど虫食いが少なく、化学肥料を使わずに力強く育った太った野菜は美味しいです。味が濃く、薫り高く、なおかつ痛みにくい。
ただやっぱりこういう野菜は少ないです。本当に。需要と供給であったり労力と価格と非常にバランスが悪いのだと思います。
美味しい野菜は育てるのも大変で、なおかつ育てた後も大変なのですね。
でもだからこそ、農協があり規格があり、市場があり、スーパーがあり、安定した野菜が私たちの手元にに届くのです。
そういった野菜も十分に美味しいですしね。それはそれで必要不可欠な存在ですし、私もたいがいの野菜をは農協規格のものを使っています。
では逆に美味しくない野菜は
農薬を沢山使い、化学肥料で早く大きく育てた野菜。
食べても味気ない、香りがない。美味しくないです。外国産のものはこれらが多いです。
海外のスーパーに行けばこういう野菜はよく見かけます。その辺日本の野菜は基本的に美味しいですよね。
美味しい野菜は
旬・気候・栄養価が高い土、水・土地柄と野菜の相性と、これらの条件が合致して美味しい野菜ができるのだと思います。
そしてそんな野菜が農家さんが届けてくれています。ありがたや。本当にありがたいです。
料理に使っている野菜はほんの一部ですがcobに来た際はその野菜をちょっと楽しんでみていただきたいなと思い書いてみました。
もうちょっとだけ、、。
私の祖母は趣味で畑をしていて、その風景を思いだします。私自身が手伝った事を思いだすと、イチゴひっくり返して日に当たるようにしたり、卵の殻を畑にまいたり、灰をまいたり、豆を収穫したり剥いたり、帰りに水路に生えた三つ葉を摘んでお昼の吸い物に入れてもらったり、。ピーナッツも育てていたのかな、ピーナッツ豆腐がめちゃめちゃ美味しかったです。夏になると赤しそジュースを作ってくれて美味しかったし、どくだみ茶も美味しかった。いや~そりゃ美味しいよな今改めて思う。
昔と今と、都会と田舎と、違うのは仕方ないのだけれども、
だからこそ、その経験を活かし、何か表現、料理をしていけたらといいなっと思います。
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